日本演劇学会
西洋比較演劇研究会
[会の趣旨と活動内容]

本会は1988年秋に発足し、基本的に西洋演劇研究を軸としつつも、比較の観点から広く演劇現象全般を見渡すという姿勢を貫いています。それゆえ日本演劇、東洋演劇の研究者が本会の中で研究発表の機会を持つことは決して珍しいことではありません。例会の内容は、各国演劇の個人研究発表、多様な視点に基づくシンポジウム、海外演劇事情の報告など多岐にわたります。また、実践の立場にいる人たちの視点をも積極的に取り入れようとする姿勢は、本会の発足時からのものです。国際的な意識を持って活動する国内・国外の演劇人・研究者たちを招いて、意見交換をする場も設けています。

[活動状況]
1 総会と例会 
毎年4月に総会および例会、その後原則として5月、7月、10月、12月、1月に研究例会を開催します。場所は通例、成城大学です。ただし本会の趣旨に即した臨時例会を持つこともあります。
研究会のサイトが開設されました(2007年6月~)。→ http://www.comparativetheatre.org

2 機関誌
発足より2001年度まで、日本演劇学会大会にあわせ『西洋比較演劇研究会会報』を発行してきましたが、2002年度より、それを発展させた査読付研究誌『西洋比較演劇研究』としてリニューアル致しました。さらに、2011年度の Vol.11からは『西洋比較演劇研究』(Comparative Theatre Review)として、科学技術振興機構の運営する研究成果公開サイトJ-Stageにて配信されることになりました。→ J-Stage
 運営委員会の中から紀要編集委員をさだめ、会員からの投稿を募っています。
→ 『西洋比較演劇研究』 投稿規定(PDF)  執筆要領(PDF) 

3 国際集会
1995年11月と1997年3月、2000年5月、2006年3月に、本会の主催により国際演劇研究集会を開催し、海外の著名な研究者の参加を得て有意義な出会いと討論の機会を持つことができました。過去4回の集会の内容はそれぞれ会報に特集として報告されています。詳細をお知りになりたい方は当会までお問い合わせください。なお、第1回目(1995年)の研究集会時の各発表は IFTR(International Federation for Theatre Research)の機関誌 Theatre Research International, Volume 22, Number 1, Spring 1997, Supplement として刊行されています。また第4回集会の内容は『演劇論の変貌』(毛利三彌編、論創社、2007年11月)として翻訳・刊行されています。
 
4 出版事業
1999年6月に、当時の若手会員を軸とする研究論文集『演劇学の現在』(西洋比較演劇研究会編、白凰社)が刊行されました。実質的な編集責任者は本会創立者の一人で当時の本会代表、毛利三彌氏でした。また2000年5月には『ベスト・プレイズ 西洋古典戯曲』(西洋比較演劇研究会編、白凰社)が刊行されています。やはり創立者の一人である斎藤偕子氏が編集の任に当たりました。本書は刊行後、多くの大学、さらには高等学校での演劇の教科書あるいは副教材として役立てられ、2011年9月には改訂版が出版されました(論創社)。

5 記念事業
2018年9月に30周年を迎える本会は、それに合わせた記念事業として、2016年度から各種シンポジウムや出版事業計画を開始し、2年後の成果を目指しています。

[会の特徴]

活動の中心は例会です。基本的に、2か月に一度、土曜の午後2時から6時まで、研究発表二本と質疑応答が行われます。研究発表後の質疑応答・討論にたっぷり時間をかけられるのが何よりの特徴でしょう。そこでは、ときに熱い議論が戦わされることになることもありますが、基本的は、参加者お互いの演劇観を深めていく交流の場でありたいという姿勢を保持しています。通常、例会終了後には、ワイン片手の懇親会が開かれます。質疑応答という形式を離れたところでざっくばらんにお互いの演劇論・演劇観を語り合える貴重な場でもあります。

[入会方法]
まず事務局に入会のご意志と、必要なデータをお知らせください。必要なデータとは、ご氏名、電子メールアドレス、電話・ファクシミリ番号、ご住所(出版物送付のため)、研究教育機関ご所属の場合はその名称です。とともに、年会費3000円を「ゆうちょ口座 10090-81899251 セイヨウヒカクエンゲキケンキュウカイ」(他銀行からの振込みの場合は「ゆうちょ銀行 店名〇〇八(読み=ゼロゼロハチ)普通 8189925(7桁です)」にご入金ください。公費によるご入金の場合はその旨と入金機関名を予め事務局までご教示ください。以上により自動的に入会手続きが行われ、総会・例 会案内などの電子メール配信が行われるようになります。とりあえずは例会を見学してみたい、という方も歓迎です。その場合もまず事務局までお問い合わ せ下さい。
西洋比較演劇研究会事務局
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20 成城大学文芸学部
山下純照研究室内 西洋比較演劇研究会
y3yamash@seijo.ac.jp